公演案内詳細

幕別町公演
札幌座
カフカ経由 シスカ行き

上演日程 2024年12月01日
作 者 斎藤 歩
会 場 幕別町百年記念ホール(大ホール)
住 所 中川郡幕別町字千住180番地の1
主 催 NPO法人まくべつ町民芸術劇場 北海道新聞帯広支社

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このお芝居について

2023年12月
プラハ在住の人形劇師・沢則行と、
札幌在住の俳優・演出家・劇作家・斎藤歩。
北海道出身の舞台芸術家2人が、
人形劇と演劇の狭間を衝く舞台芸術作品を創造した
「カフカ経由 シスカ行き」
札幌のシアターZOOで初演した際は
全てのステージの前売券が完売。



あれから1年
12月1日に、十勝の幕別町で再演することが決定しました。
1日限りの再演です。

詳しくは
https://m100.jp/archives/event/カフカ経由シスカ行き

演出家からのメッセージ

 この作品のタイトルにある「カフカ」とは、あの有名なフランツ・カフカのことではなく、礼文島にある「香深(かふか)」という港町のこと。「シスカ」とは、現在のサハリン、旧樺太にあった「敷香(しすか)」のことで、現在はポロナイスクという名の港町のことです。
 礼文島の香深には、先史時代から様々な人たちが暮らし、数々の伝説が残っています。島にあるメノウ浜と名づけられた海岸では、仄かに輝く「瑪瑙(めのう)」の原石を拾うことができました。アイヌの少女が流した涙がメノウの小石となって打ち寄せられているという伝説もあるようです。礼文島で出土した北海道の有形文化財「歯牙女性像」が香深にある礼文町の郷土資料館に飾られています。
 一方、旧樺太の敷香には、トナカイとともに暮らしていた北方先住民「ウィルタ」と呼ばれる人たちがいて、ユジノサハリンスク(旧豊原)で公演した時、私がたまたま買った小さな木の人形が、そのウィルタの人たちが彫った「セワポロロ」であったということに驚きました。
 旧樺太で北方先住民が彫った木の人形・セワポロロと、礼文島で出土したの海獣の骨でできた人形・歯牙女性像が、北海道の北の果て、日本海に面した抜海(ばっかい)の海岸線で出会うという、人形劇と演劇を併せ持った物語を、沢さんと私の二人芝居に出来ないか…。そう思って久しぶりに沢則行さんに電話をしました。
 空を火薬が飛び交い、不寛容がはびこる世界は、きな臭さを増しています。そんな世界の果てにある海岸線、海の向こうに利尻・礼文の島影を望むまっすぐな一本道、一本の立ち木と岩が転がる舞台に、山高帽を被った二人の男、俳優と人形劇師が現れます。世界が右へ右へと傾き続ける今、私たちは軽やかに左へとステップを踏んでみたいと思っているのです。
斎藤歩


キャスト

出演
 沢則行
 斎藤歩(札幌座)
操演
 田川陽香(人形劇団ひとみ座)
 縣梨恵(トランク機械シアター)

スタッフ

作・演出・音楽
 斎藤歩
人形デザイン
 沢則行
人形製作アシスタント
 中川有子、黒川絵里奈
舞台スタッフ
 木村美結(札幌座)
照明
 大野道乃・秋野良太(HSA)
舞台監督
 高橋詳幸(アクトコール)
宣伝美術
 若林瑞沙(Studio COPAIN)

チケットに関して

チケット料金 全席指定(税込)
一般 3,500円
高校生以下1,000円
(当日券は一般のみ500円増)
※未就学児の入場はご遠慮ください
公演日程表 2024年 12月1日(日)
開場15:30
開演16:00
チケットの取り扱い 10月25日(金)10:00から発売開始

幕別町百年記念ホール
  0155-56-8600
幕別町役場戸籍住民係
  0155-54-6602
札内支所
  0155-56-2111
忠類総合支所内生涯学習係
  01558-8-2201
チケットらいぶ
 (帯広市民文化ホール)0155-23-8111
音更町文化センター
  0155-31-5215
チケット for LINE
  https://makubetsu.icticket.jp/event/list 
スマートフォンやパソコンからいつでもどこでもチケットを入手できる便利な「チケット for LINE」をぜひご利用ください。

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